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以下のイベントに、講演および音響プロジェクションで参加します。(チラシデータはこちらです。オモテ ウラ



JCMR KYOTO vol. 7 京都芸術センター共催事業 まなぶ と きく

電子音楽はいかに上演されるべきか。

そして、なぜ音楽と電気音響テクノロジーは完全融合しないのか。


本イベントは、電子音楽作品をその上演法やアーカイブなどの観点から「まなび」、それを踏まえて実演を「きく」ことを主眼としています。
「まなぶ」におけるレクチャー、そして「きく」におけるコンサートを体験していただくことにより、篠原眞の電子音楽作品がより深く理解できるものと考えています。

チケット:5月30日 1,500円 / 5月31日 2,000円 / 2日通し券 3,000円
お問い合わせ・予約:jcmr.kyoto@gmail.com




レクチャー/デモンストレーション
電子音楽作品の上演についての実践的考察 −黛敏郎作品のマスタリングを例として−

■2012年5月30日(水)開始19:00 / 開場18:30
■会場 京都芸術センター講堂
■講師:能美亮士、司会:川崎弘二
■概要:JCMR KYOTO Vol. 5「黛敏郎の電子音楽全曲上演会」(2011年8月開催)にて顕在化した、電子音楽の上演におけるさまざまな問題点についての
レクチャーとデモンストレーションです。

*京都市立芸術大学 紀要論文「電子音楽作品の上演についての実践的考察(1)黛敏郎作品のマスタリングを例として」の 別刷を配布いたします。


コンサート
篠原眞の電子音楽上演会

■2012年5月31日(木) 開始19:00 / 開場18:30
■会場 京都芸術センター講堂
■多チャンネル音響:Music of New Reference 能美亮士 東岳志
■フルート:江戸聖一郎

■演目
ミニ・トーク 篠原眞

Visions I〈幻影 I〉(1965, 4ch)
Mémoires〈追憶〉(1966, 4ch)
Personnage〈人物〉(1968-73, 3ch)
Broadcasting〈ラジオ放送〉(1974, 2ch)

Passage for stereo amplified bass flute 〈移り行き〉(1980/86)
City Visit〈都市訪問〉(1971-79, 4ch)

*書籍「篠原眞の電子音楽」(川崎弘二編著)を配布予定



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篠原眞 プロフィール>>
大阪市出身。東京芸術大学音楽学部(作曲:池内友次郎)、パリ国立高等音楽院(作 曲・音楽哲学:オリヴィエ・メシアン、理論、指揮)、フランス放送局音楽探究グループ、 ケルン国立音楽大学(作曲:ベルント・アロイス・ツィンマーマン、電子音楽:ゴットフリー ト・ミハエル・ケゥーニッヒ)、ケルン市立音楽院(作曲:カールハインツ・シュトックハウゼン)に在学。

マッギル大学音楽部(モントリオール)客員教授(1978)。パリ(フランス政府給費)、ミュンヘン(バイエルン政府給費)、ケルン(国立音楽大学給費)、ベルリン(ドイツ学術交流局助成)、ローマ(イタリア政府給費)、ニューヨーク(ロックフェラー3世財団助成)、モントリオール(カナダ芸術評議会助成)、ユトレヒト(ソノロジー研究所勤務)に滞在。

作品は器楽(洋楽器、邦楽器)(ソロ、室内楽、オーケストラ)、声楽(ソロ、合唱)、電子音楽(電子音、具体音)(テープ、ライヴ)の範囲に及び、個々の作品で奏法の開拓、雑音の融合化、空間化(スピーカー、音源移動)、視覚化(奏者移マイム、スライド)の探求を行う。

オランダ祭のテーマ作曲家(1983)。個展を国内(東京、名古屋、草津)で計7回、国外(ドイツ、オーストリア、オランダ、ポルトガル、ポーランド、アメリカ合衆国で計12回開催。国内(音楽之友社、全音楽譜出版社)、国外(ルデュック、ショット、リコルディ)より27作品出版。国内10社(カメラータ、フォンテック等)、国外(ドイツ、フランス、オランダ、スイス、デンマーク、スウェーデン、アメリカ合衆国)12 社より23 作品LP/CDに収録。